子どもの発達特性でつながるSNS「テテトコ」を運営する株式会社ZIZOが、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催「第19回キッズデザイン賞」において「こども政策担当大臣賞」で受賞。

「テテトコ」は、「子どもの発達の話をもっと気軽に、当たり前に。」というメッセージを掲げ、発達障がいやグレーゾーンの子を持つ親同士が交流するオンラインコミュニティを提供するSNSで、2024年8月に実施されたオンライン調査(n=600)では、発達障がい・グレーゾーンの子を持つ親の77%以上が「子どもの発達特性を周囲に開示していない」という結果が出ており、当事者家族が子育てに関する話題を気軽に話せる場が不足していることがうかがえます。
「テテトコ」は、300文字以内でタイムラインに投稿できる他、子どもの発達特性を一目で紹介できる「ウチノコカード」、地域や雑談が投稿できる「トークルーム」など、ユーザー同士の交流を図る場が用意されています。
「ウチノコカード」
子どもの発達特性や特徴を簡潔にまとめたカードを作成でき、同じような特性を持つ子どもの親同士が繋がりやすくなっています。
「トークルーム機能」
地域や相談内容、雑談など気軽に共通の話題で話せるコミュニティ機能を用意しています。
つぶやき機能
日々の子育ての悩みや成功体験をタイムラインで気軽に共有できます。当事者家族同士のコミュニティなので、共感や励ましのコメントがつきやすいのが特徴です。
キッズデザイン賞とは
今回受賞となった「キッズデザイン賞」というのは、子どもたちが安全に過ごし、感性や創造性を豊かに育み、子育てしやすい社会をつくる製品やサービス、空間、活動を表彰する、2007年に創設されたアワードで、子ども向けだけでなく、すべての人が安心して暮らせるデザインが対象となっています。
協議会による寸評・受賞理由として、「子どもの発達特性は個性があり範囲は幅広い。SNS活用という参加しやすさに加え、 自己紹介カードを作成して発達特性の近い子どもを見つけ、保護者同士の交流を促す仕組みもある。 体験談やコラム、各種データなど必要に応じたコンテンツに出逢える点も優しい。」とコメントをいただいています。