保育士同士で悩みを相談・解決が出来る保育士向けメディア「ホイクタス」の利用者が前年同月対比で1.35倍となり、人気が高まっているのだそうです。

2023年4月にこども家庭庁が発足され、日々子どもに関する報道が増えているのですが、その中の一つして保育士不足の問題があり、厚生労働省によれば、2022年度の保育士の有効求人倍率は2.46倍となっており、こども家庭庁は、2024年から保育士の資格を持っているが現在働いていない潜在保育士に向け、復職支援拡大のため支援金援助を発表しました。

さらに保育士が週4日勤務でも「常勤」と認める通知を出など、保育士不足への対応を急いでいるのですが、保育士不足は、保育士が様々なストレスを抱えていることが一因ともなっており、退職理由の調査によれば「職場の人間関係」が33.5％で最も多く、次いで「給料の安さ」が29.2％、「業務量の多さ」が27.7％という結果になっているのだとか。

そのような現状からか、職場の人間関係、業務量の多さの悩みを解決出来るとして、保育士向けメディア「ホイクタス」の人気が高まっているようで、先輩保育士に相談しづらい保育士も多く、サイト上で他の園の保育士に相談し解決出来ることから人気を集めているのだとか。

ホイクタスは、悩みの共有を目的とする掲示板サイトから一歩進んだ、保育士同士で悩みの解決策を考えるサイトとなっており、悩みを投稿すると、他の保育士が具体的な解決策やアドバイスを返信してくれ、さらには、その返信に対して実践した報告や意見交換などが出来ます。

また、11月30日(木)には、職場でのコミュニケーションを課題解決し、楽しい職場作りを目指す「ホイクタス研修」が予定されています。

• 日時：2023年11月30日(木) 13:00～13:40
• 場所：酒々井町 中央公民館
• 所在：〒285-0922　千葉県印旛郡酒々井町中央台4-10-1